SFの一番長い日
土曜日は第49回日本SF大会TOKON10に参加するため、タワーホール船堀へ。ここを訪れたのは初めてなのですが、横浜からは遠い(^^;
受付を済ませて、開会式までの間にディーラーズルームを一回り。加藤直之さん描くところの等身大パワードスーツ(この時点では人間の輪郭のみでした)と鉄製の等身大パワードスーツを見学。ちょうど店を広げられた環望さんにごあいさつ。 開会式で寝落ちしたりしたけど、まずは滞りなく開会。
最初の企画は「おぼろげ絵画教室」うろ覚えのキャラを三つのヒントをもとに描いて一番受けたものを選出するという(例えばアリエッティだと「小人の少女」「洗濯バサミを使ったポニーテール」「服に待ち針をさしている」)けっこう長く続いている一本木蛮さんと環望さんを中心とした企画。ゲストは長谷川裕一さん、浪速愛さん、赤井孝美さん、加藤直之さん。
まずは長谷川裕一さんにごあいさつ、海外の海賊版玩具トランスフォーマーのアーシーをお見せしたところ、その出来の良さにずいぶんと喜ばれてました。
企画自体は、最近は毎回けっこういい線まで行くものの、なかなか選ばれないので悔しい思いをしていましたが、最後のジャンケンプレゼントで、長谷川裕一さんが描いたスケッチブックをゲット!報われました。先生の描いたアリエッティや真希波・マリ・イラストリアスは良いですよ〜。
次の企画「SF映画と立体造形(フィギュア)、特撮リボルテックへの30年」へ。池田憲章さんを進行役として、聖咲奇さん、山本直樹さん、原型師の寒河江弘さん、のトーク。裏話とか色々聞けて楽しかった。
最後は、日本SF作家クラブ懇親会に参加。おでっささんにご挨拶。お元気そうで何より。近くにいた漫画家の海野螢さんとお話させていただく。やはり我々の世代はクラーク→ディックかなぁとか。永井豪ファンクラブ40周年パーティーと合同だったので、覗きに行ったら長谷川裕一さんがいたので歓談。『マップス ネクストシート』は次回はまたあっと驚く展開が、とか『ゴッドバード』のタイトルの秘密とか、次のお仕事とか。今年は暇だろうと思ってコミケに参加が決まったら、いきなり忙しくなったとか(^^;
日曜日はSF大会二日目。パワードスーツはほぼ完成状態。
朝一の企画はSF大会名物『すごい科学で守ります!』今回はゴセイジャーに少し触れて、ディケイドとシンケンジャーをメインに色々と発展。ディケイドがコンピューターとウミウシの改造人間だという説に爆笑するも納得。
次に「芝村裕吏と語るSFとゲーム〜このひとがSFです〜」重馬敬さんに水を向けられ話出す芝村氏は、噂にたがわず面白い人だった。あと七月鏡一さんによる門外不出?のプロモ映像の公開。
午後からは「「あのゲーム」はなぜフィギュアになったか」『ゼビウス』の自機ソル・バルウの立体商品化に関するRCベルグの望月卓さんによるトーク。かのゼビウスの開発者である遠藤雅伸さんに直接ご挨拶できて感激。そして、前職でお付き合いのあった、篠崎雄一郎さんと久々の再開。先方は驚いていたようですが。考えてみれば、当時は仕事以外の話をほとんどしなかったので、お互いがどういう人となりかということを知らなかったのだ。氏が『ドルアーガの塔』や『グロブダー』のキャラを手掛けていたと当時知ってたら、どうだっただろう。
しかし、最初は人がいなくて焦った。重なっているのが「桃井はるこSFライブ
」や「ケータイ捜査官7、語る」「ガンダム「戦後」三〇年の記憶」「辻真先さんに聞く!SFアニメのよもやま話」「河崎実監督×UMA研究家天野ミチヒロのトークライブ」他、魅力的なのが重なり過ぎてましたから。
皆川ゆかさんにも会えたのでご挨拶。
その後は篠崎さんのお誘いで、遠藤さんを囲んで歓談の後、展望タワーの眺望を楽しんで、一緒に居酒屋で食事まで同行させていただきました。ひげひげ団の話や、意外な人のつながりなど、楽しい時間を過ごさせていただきました。
というわけで閉会式には出席しなかったので、暗黒星雲賞は何が取ったのか知りません(^^;
あと、土曜日のパーティと重なっていた「はやぶさの部屋」ではJAXAの方も来て、とても口外できないここだけ話をされていたそうです。聞きたかったー!はやぶさたんコスプレも大人気でした。
こうして怒涛の二日間が過ぎていったのでした。SF大会のスタッフの皆様、楽しい時をありがとうございました。ちなみに来年のSF大会も申し込み済みです。できれば企画で参加したいなと検討中です。