ヒーロークロスラインのトークイベント

keppel2010-05-23

 金曜日の夜、新宿ロフトプラスワンで開催された「ヒーロークロストーク」に行ってきました。これは『ヒーロークロスライン』(HXL)という漫画によるシェアードワールド(大きな世界設定に基づいて、各自が違った作品を書き、お互いの登場人物を出し合ったりする)企画に関わる方々のチャリティを兼ねたトークイベントです。
 前売り券の出が悪くて心配されていたようですが、ふたを開ければ当日券の人も多く160名以上の満員御礼、入場を断られた作者の方もいたようです(Twitterにて確認)。

 司会進行は、言いだしっぺの村枝賢一氏、たかしげ宙氏、設定監修の七月鏡一氏、その他コーナー毎に色んなゲストや企画に参加されている漫画家さんたちが登場して、映像を上映したり、トークを繰り広げていました。松本久志氏がいじられまくってたのがおかしかったです。(いや『特捜サイコップ』『バロムガンダム』『ミクロマン』好きですよ)
 ジエンド、アルクベイン、ネクロマンの着ぐるみも登場、ネットラジオの公開録音や、VOIDのマスクお披露目(制作は若狭新一氏)、コスモXの関智一氏のビデオメッセージ、昨年横浜でやったアトラク映像、制作中の『MEAN遥かなる歌』他のプロモーション映像初公開など、盛りだくさんの内容でした。栗原一実氏も来られて、MEAN役の声優のコスプレを見て大感動していました。
 物販コーナーもあり、未購入の同人誌『MEAN遥かなる歌 設定資料集』やグッズを入手してきました。ガレージキット&完成品やTシャツも売ってます。
 また、当日特別メニューを注文すると、漫画家さんたちの描き下ろしイラスト付きのコースターがランダムで一つもらえるという企画もあり、ファンには嬉しいイベントだったのではないでしょうか。

 そして私が参加した最大の目的、トリに控えしはチャリティオークション大会。まずは村枝賢一氏が100円ショップで買った8つの小物にヒロイン入間涼のイラストを描きまくったセット。8000円くらいで落札されたのかな? 次にいきなり目当ての長谷川裕一氏直筆『MEAN遥かなる歌』第一話のネーム帳。強引に高値を付けて周囲を引かせて、なんとか落札できましたが(^^; 以降、1万数千円を超える高額入札に関してはじゃんけん勝負となったので、幸運でした。
 他に欲しいものもあったのですが、以後は自重。ネクロマンの生原稿や、スタジオ秘密基地の寄せ書きイラスト入りサイン色紙など、魅力的な出品は沢山あったのですよ。

 マガジンZ廃刊行こう、存続が危ぶまれていたHXLですが、同人誌やWEBコミックネットラジオ、アトラクショー、CD、ガレージキットなど、いろんな媒体を使って広がりを見せています。送り手側が楽しんでやっているのも大きな要因でしょう。これからの発展を願います。

 写真は、落札したネーム帳です。